子どもが初めて触れる絵本は、良い本を選びたいですよね。
そこでオススメするのが20年以上、長いときは100年以上、子どもに読み継がれてきたロングセラー絵本。
ロングセラー絵本の、子どもにも親にも嬉しいメリットはこちら。
- 夢中になる絵本が多い
- 勉強の土台が身につく
- お金と時間が節約できる
この記事では、絵本の勉強をした3児の母が、実際に読んだロングセラー絵本の中から、
「これだけは1歳のときに読んであげたい」と心から思った絵本を厳選しました。
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大人が読み聞かせを楽しめるように、絵本の裏話なども紹介します。
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絵本ネタの専門家📙
リエシカ
- 未就学児3人のママ
- 保育士資格あり
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1歳の絵本はロングセラーがいい
「最新作」「書店員・先輩パパママのおすすめ」など、いろんな絵本が書店に並んでいます。
その中でもロングセラー絵本を、圧倒的におすすめします。
\ロングセラーをすすめる理由/
- 夢中になる絵本が多い
- 勉強の土台が身につく
- お金と時間が節約できる
一つづつ理由を説明しますね。
夢中になる絵本が多い
ロングセラー絵本は、子どもに読み続けられたから生き残っています。
時代に左右されない魅力があるから、たくさんの子どもが夢中になっています。
多くの子どもが好きになったからこそ、自分の子どもも没入する可能性が高いです。
勉強の土台が身につく
ロングセラー絵本の特徴は
- 新しい絵本と比べて文が長め
- 主語述語がきちっとある整った文
- 豊かな表現の言葉が多い
きれいな日本語に、幼い頃からたくさん触れると、語彙力や読解力が育ちます。
語彙力や読解力は、すべての勉強の土台になる大切なもの。
ロングセラー絵本を読むことで、勉強の土台が自然と育ちます。
お金と時間が節約できる
絵本って意外と値段が高いですよね。
収納スペースも限られているので、できるだけ「一回読んで、もう飽きた」は避けたいところ……。
ロングセラー絵本は、多くの子どもが夢中になったので、自分の子どもも好きになる可能性が高い絵本。
ロングセラーを選ぶことで、絵本を買い直すお金や時間が大きく節約できます。
1歳児向けの絵本を選ぶときのポイント
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1歳さんにはどういう絵本がいいのでしょう。
「身近なものがでてくる」「リズムがある」「色や形がハッキリしている」を選ぶのがオススメです。
身近なものがでてくる
1歳さんは自分で立って行動範囲がグンと広がる時期。
よく見かける犬や鳥などの動物、乗り物、食べ物が出てくる絵本だと興味を持ちやすいです。
リズムがある
言葉もだんだん理解できてきますが、ストーリーを楽しむには少し早いかも。
繰り返しやリズムがある絵本が好ましいです。
色や形がハッキリしている
たくさん描かれていると、なにごとにも経験の少ない1歳児はどれを見ていいのかわかりません。
背景がなく登場人物がハッキリ描かれていたり、色がハッキリしていると見るものが明確になりストーリーも追いやすくなります。
1歳児向けオススメ絵本10選
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絵本の勉強をした3児の母が、膨大なロングセラー絵本の中から「1歳のうちに、これだけは読んであげたい」と思う絵本を厳選しました。
選んだ基準はこちら。
- 多くの子どもが夢中になったロングセラー
- 1歳の発達にピッタリ合っている
- 実際に読み聞かせて、子どもが気に入った
- ママも楽しめる内容や絵
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おすすめ順にランキングしています
①しろくまちゃんのほっとけーき
これだけは持っていたい!どの子も夢中になる名シーン
【絵本情報】(作)わかやまけん (出版社)こぐま社 (初版)日本:1972年
シリーズの中でもぶっちぎりの人気354万部*
丸いフォルムが、自分と重なるのか、小さい子に大人気のこぐまちゃんシリーズ。
シリーズ2位に200万部以上の差をつけて、断トツ人気なのがこの絵本。
しろくまちゃんがお母さんとホットケーキをつくります!
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ホットケーキを焼くシーンは、子どもが夢中になる!と有名。
ストーリーがまだ分からない1歳さんでも、「ぷつぷつ」「ぺたん」など擬音語が楽しめます。
3、4歳になると「絵本と同じようにホットケーキを作る」と、料理へのキッカケに大活躍しています。
「子どもに良いものを届けたい」ことから発色にこだわっています。
普通は4色で印刷するところ、6色使っています。鮮やかな色にも注目です。
ちなみに「こぐまちゃんシリーズ」で2番目に人気なのはこちら。
105万部*『こぐまちゃんとどうぶつえん』
②10ぱんだ
心地いいリズムの詩で、親子のリラックスタイムにぴったり!
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【絵本情報】(作)岩合日出子 (写真)岩合光昭 (出版社)福音館書店 (初版)日本: 2007年
かわいく楽しく長く使える数字絵本
1から10頭までページをめくる度にパンダが増えていく写真×詩の絵本。
世界的な動物写真家、岩合光昭さんが撮影したパンダがとにかく可愛い!
リズムが楽しく、パンダの白黒は幼児にも見やすくて、小さい子にピッタリの絵本。
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しかも、成長に合わせて、いろんな楽しみ方もできる
長男1歳のときは「パ(ンダ)!パ!」といって指さし。
2歳になると暗唱したり、3歳のときは妹に読んでいました。
数が数えられるようになると、パンダの数を数えたり、数字を覚えたりしました。
岩合さんの奥さんの日出子さんがつけた詩は可愛らしい。
「ごはんのじかん(7)ななぱんだ(5)」など七五調を意識して読むとリズム良く読めます。
④どうすればいいのかな?
子どもの気もちにそっと寄りそう「生活絵本」
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【絵本情報】(作)わたなべ しげお (絵) おおとも やすお (出版社)福音館書店 (初版)日本: 1980年
こぐまが、お着がえをしようとしますが……。
さっぱりした絵で、小さい子にも見やすい「くまさんの絵本」シリーズ。
生活絵本の多くは「ちゃんとお着替えしようね」など「○○しようね」ワードが多め。
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そんな中、子ども目線の生活の楽しい!に寄り添った絵本。
くまさんの言ったこと・したことを、不思議と子どもがよくマネをします。
アメリカでビギナーズブック(最初の絵本)としても評価された、子どもの生活を楽しく彩る絵本です。
作者の渡辺さんはこの本を作るにあたり、自分の子どもの発言や行動をよーく観察したそうです。子どもがくまさんとすぐ友達になるのも納得です。
⑤おやすみなさいおつきさま
寝る前に読みたい!美しい外国の絵本
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【絵本情報】(作)マーガレット・ワイズ・ブラウン(訳)せた ていじ(絵)クレメント・ハード(出版社)評論社 (初版)アメリカ:1947年 日本:1979年
だんだん眠たくなる明るさの仕掛けがいい
子うさぎが、部屋の時計や電話、窓の外の星や夜空に「おやすみ」とあいさつをして眠りにつく絵本。
一見ハデな色合いですが、だんだん夜が更けてきて、部屋が暗くなっていきます。
見ている子どもがだんだん落ち着いていける、静かな絵本です。
仕掛けがたくさん。ここ見ながら読むと楽しさ倍増です!
- 時計の針が動いていて、何時のできごとなのか分かる
- 本棚の上にある緑の本「RUNNAWAY BUNNY」は作者の違う絵本のタイトル
- ベッド横の机に置かれた緑の本「GOODNIGHT MOON]はこの絵本の原書のタイトル
- 「3匹のクマがイスにこしかけてる絵」の中に描かれた絵は「めうしがおつきさまをとびこすえ」
- 壁に掛けられた2つの絵の由来は
「月を跳び越す牛」はマザーグース「Hey,diddle,diddle」の歌詞
「3匹のクマがイスにこしかけてる絵」は昔話の「3びきのくま」
ちなみに英語版は
・「house(家)」と「mouse(ねずみ)」
・kitten(子猫) 」と「mitten(手袋)」
など韻を踏んでいて、読んでも聴いても心地いい。
簡単な単語なのでぜひ。
⑦うずらちゃんのかくれんぼ
「きんぎょがにげた」をクリアしたら、こっち!
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【絵本情報】(作)きもと ももこ (出版社)福音館書店 (初版)日本:1994年
探し絵もストーリーも楽しめる絵本
かくれんぼをする、うずらちゃんとひよこちゃんを探す絵本。楽しくかくれんぼしていたら雨に打たれ、泣いていると-。
かくれんぼ絵本ですが、ストーリーもしっかり楽しめる秀逸な一冊。
表情も動きもくるくる変わる2人が可愛い。
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長男1歳の時、なかなか見つけられず。「きんぎょがにげた」より難しいみたいです。
本文以外も楽しいんです!
・扉(本の1ページ目)で親子でお出かけ
・次のページは、ごはん中の親たちと、うずらちゃんとひよこちゃんが遊びに行く
・背表紙を見ると、親たちが子どもをおんぶしている
⑧ノンタンはみがきはーみー
【絵本情報】(作)五味 太郎 (出版社)福音館書店 (初版)日本:1989年
子どもに絶大な人気を誇るノンタン
ノンタンがイイイのイーして、はみがき。
うさぎさん、たぬきさん、ぶたさん、くまさん、みんな一緒に歯をみがいてぴっかぴか!
子どもに見やすい黒縁の絵に白の背景、語感もリズムもとっても楽しい言葉選び。
実はていねいに書き込まれている細部は、何回見ても楽しい。
⑨おべんとう
【絵本情報】(作)小西 英子 (出版社)福音館書店 (初版)日本:1994年
え?これ食べられないの?
空のお弁当箱に、おかずをどんどん詰めて、最後はお弁当を包んで……。
おかずのホックホク感や、みずみずしさ、プリッとした触感が伝わってきてお腹がしちゃう絵本。
こんなあったかい絵こそ子どもに見せたくなります。
日本人が心地いいと感じる七五調で書かれた詩。75を意識するといいです。
⑩ぴょーん
【絵本情報】(作)まつおか たつひで (出版社)ポプラ社 (初版)日本:2000年
縦にして読む意外な一冊
生き物たちのジャンプがイキイキと描かれた絵本。意外なあの動物もジャンプ?
生きものたちのジャンプ前とジャンプの瞬間とのギャップがすごい!
本を縦にして読むとこも新鮮。
長男3歳時に読み返すと、読み終わった後にジャンプ!
「初めて読んだときはよちよちだったのに、両足でジャンプができるんだ」と成長を感じさせてくれた一冊。
子どもの「好き」をもっと広げる【絵本グッズ】もおすすめ
「同じ絵本を何回も何回も読んでと、せがんでくる」
そんな子どもが没入した絵本のキャラクターグッズはいかがでしょう。
子どものお気に入りのキャラクターが、リアルの生活に紛れ込むと、きっと笑顔になる瞬間も増えます。
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でも、どこで買えばいいんだろう?
絵本キャラクターグッズを買えるサイトはたくさんありますが、断トツでおすすめしているのが、絵本ナビ楽天市場店。
年間2,000万人が利用する、試し読みのできる絵本・児童書サイト絵本ナビのグッズ専門サイトです。
他の絵本グッズのサイトも知りたい方は、まとめ記事もあります▼
当サイトは、ロングセラー絵本検索サイトです。
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