「3歳にはどんな絵本を読んだらいいの?」
たくさんの絵本が売られていてどれを選べばいいか迷いますよね。
そこでオススメするのが20年以上、長いときは100年以上、子どもに読み継がれてきたロングセラー絵本。
ロングセラー絵本を選ぶ良さはこちら。
・長い間読まれてきた魅力があるから、自分の子どもも夢中にりやすい
・整った長文や豊かな言葉が多いので、語彙力や読解力がグンと身につく
・絵本選びの失敗が減り、お金と時間の節約になる
この記事では絵本の勉強をした3児の母が、実際に読んだロングセラー絵本の中から、子どもの反応の良かった本をさらに厳選しました。
大人が読み聞かせを楽しめるように、絵本の裏話なども紹介します。
リエシカ
X@riethica
/読み聞かせを100倍楽しく\
〇ココ見たらオモロい!話
〇絵本の裏話を発信中
- 産後に育児・教育本を300冊読み、保育士資格を取得。
- 今は絵本に関する本を読み漁り、ほぼ毎晩読み聞かせ中。
- 4/2/1歳を自主保育グループに通いながら自分で保育中。
3歳の絵本の選び方
3歳さんにはどういう本がふさわしいの?
絵本を選ぶポイントをまとめました。
- 少し長めのお話
少し複雑なストーリーも楽しめてくるころ。
身近な動物や、繰り返しの展開や言葉があると、お話が追いやすくなります。 - 昔話や童話
世界中で語り継がれてきたお話も、3歳ころからグッと楽しめそう。
世の中の大切なことをそれとなく伝えるお話で、子どもの心を深いところから育てます。 - リズムや響きの良い言葉
耳でお話を聴く幼児にとって、五感やリズムはとても大切。
日本人に心地いい75調や、美しい言葉も楽しんでマネします。
3歳児向けオススメ絵本8選
絵本の勉強をした3児の母が、実際に子どもに読み聞かせて、子どもが好きになった本から「これだけは読んであげたい!」と思うのを真剣に選び抜きました。
くまのコールテンくん
目の前のことを楽しむコールテンくんは、まさに幼児そのもの。
逆にコールテンくんを大切にするリサを見て、長男3歳が自分のお人形を可愛がり始めました。
くまのコールテンくんはデパートのおもちゃ売場で自分を連れ出してくれる人を待ちますが……。
絵本情報▷作:ドン・フリーマン / 訳:まつおかきょうこ(偕成社)出版 1975年
ペレのあたらしいふく
ベスコフの絵本でも圧倒的人気を誇る絵本。
男の子がひつじの毛から服を作るという一大イベント。それを丁寧に、あくまで素朴に描いているとこが素敵です。
初めて読んだときは「あぁこんな絵本を子どもに読んであげたかったんだ」と思わされました。
ペレは可愛がっている子羊の毛で洋服を作ろうとしますが……。
絵本情報▷ 作:エルサ・ベスコフ/ 訳:おのでら ゆりこ (福音館書店)出版 1976年
パンやの くまさん
くまさんのお仕事シリーズは、そのお仕事を知らない子どもでも、絵を見てお話を聴いてしっかりイメージできる内容になっています。
場所や小物がしっかり書き込まれてある絵に、たんたんと説明している文で、作りこまれた絵本だと感心します。長男3歳は初めてこれを読み聞かせたとき、じぃ~とのめりこむように見て、見終わったあとに真剣な顔して「これすき~」と言っていました。
パンやのくまさんの仕事は、朝早く起きてお茶を飲んで、生地をつくり……。
絵本情報▷作:フィービ・ウォージントン / セルビ・ウォージントン / 訳:まさき るりこ(福音館書店)出版 1987年
おちゃのじかんにきたとら
女の子の顔にぜひ注目してもらいたい。
これを読み聞かせてる子どもたちの顔もなんだかニコやかになっているから不思議。
サラっとした終わり方が、逆に切なくて好きです。
ソフィーがお母さんとお茶をしようとすると、とらが訪ねてきて……。
絵本情報▷作:ジュディス・カー / 訳:晴海 耕平(童話館出版)出版 1994年
だいくとおにろく
登場人物が2人だけでストーリーが追いやすく、昔の道具もでてこないので、初めての昔話絵本にピッタリ。
横長に話が進んでいく絵巻物風の絵や、色彩豊かな大和絵風など隅々まで凝ってます。
幼児絵本なのに日本文化がじっくりが感じられます。
カラーとモノクロのページが交互になっています。
大和絵風のキレイな色を出すために、普通より一色足して印刷することに。その代わりモノクロのページを作ってコストを削減したそうです。色の美しさに驚きます。
大きな川に橋掛けを頼まれた大工。川を見に行くと「ぶっくり」鬼が現れて、大工の目玉と引き換えに橋を架けえてやると取引を持ち出しますが……。絵本情報▷再話:松居 直/画:赤羽 末吉(福音館書店)出版1967年
三びきのやぎのがらがらどん
繰り返し話で分かりやすく、子どもが安心する結末で、初めての童話にぴったり。
我が家の初の童話絵本もこれでした。
この本でトロルの存在を知ってから、「あのお山にはトロルいる?」と日常によく出てきてます。
3匹のヤギが橋をわたろうとすると、トロルがでてきて……。ノルウェーの昔話。
絵本情報▷作:マーシャ・ブラウン / 訳: せた ていじ(福音館書店) 出版 1965年
読む回数が多ければメリットも大きくなる
子どもが没入する魅力があり、勉強の土台も育てる厳選ロングセラー絵本を紹介しました。
ただし語彙力や読解力は、何回も読み聞かせするからこそ身につくもの。
子どもの成長はあっという間なので、明日からでも読み聞かせのラインナップに加えてみてくださいね。
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