赤ちゃんが初めて触れる絵本は良い本を選びたいですよね。
そこでオススメするのが20年以上、長いときは100年以上、子どもに読み継がれてきたロングセラー絵本。
ロングセラー絵本を選ぶ良さはこちら。
・長い間読まれてきた魅力があるから、自分の子どもも夢中にりやすい
・整った長文や豊かな言葉が多いので、語彙力や読解力がグンと身につく
・絵本選びの失敗が減り、お金と時間の節約になる
この記事では絵本の勉強をした3児の母が、実際に読んだロングセラー絵本の中から、赤ちゃんの反応の良かった本をさらに厳選しました。
大人が読み聞かせを楽しめるように、絵本の裏話なども紹介します。
0歳の赤ちゃん向けオススメ絵本9選
絵本の勉強をした3児の母が、実際に読み聞かせて、赤ちゃんの反応が良かった本から「これだけは読んであげたい!」と思うのを真剣に選び抜きました。
優しい色合いや、親子のコミュニケーションがとれるなど、初めて触れる絵本にふさわしい絵本ばかりです。
ちいさなうさこちゃん
太い線や配色が赤ちゃんにも見やすいうえに、内容は5歳ころまで楽しめます。
「おおきな にわの(7) まんなかに(5)」と日本人に心地いい75調で読むのが楽しい。
世界中で愛されている”ミッフィー”の絵本シリーズの第1作目。出版 1963年(オランダ)、1964年(日本)
定規やコンパスは一切使わず、黒の枠線は筆で描いています。1ページの絵に100枚以上やり直しをしたことも。
『くまのプーさん』『ピーターラビットのおはなし』の翻訳も手がけた石井桃子さんが、原本をオランダの婦人に読んでもらって、リズムや雰囲気を日本語に落とし込みました。
10ぱんだ
リズムが楽しく、パンダの白黒は幼児にも見やすくて、小さい子にピッタリの絵本。
長男1歳のときは「パ(ンダ)!パ!」といって指さし。2歳になると暗唱したり、3歳のときは妹1歳に読んでやっていました。
数が数えられるようになると、パンダの数を数えたり、数字を覚えたり成長に合わせて長く楽しめる一冊です。
岩合さんの奥さんの日出子さんがつけた詩は可愛らしい。
「ごはんのじかん(7)ななぱんだ(5)」など七五調を意識して読むとリズム良く読めます。
がたん ごとん がたん ごとん
汽車が「がたんごとん」と次々に可愛いお客さんたちを乗せて、行きついた先ではー―これまた可愛いラストです。出版 1987年
次女0歳8か月は「がたんごとん」という度に私の口元をじぃ~と見ていて可愛いかったです。
汽車のお客はリンゴやスプーンと身近で、赤ちゃんも「これ知ってる!」となるのかも。
ハッキリしているけど温かみある色合いで、リラックスした絵本時間を過ごせます。
汽車の表情にご注目。怒ったり?笑ったり可愛いです。
じゃあじゃあびりびり
身近な音を絵本で読む
「みず じゃあ じゃあ じゃあ」「かみ びり びり びり びり びり びり」赤ちゃんが身近に聞くあの音を、見やすい絵とともに表現した、320万部*以上も売れている人気の一冊。出版 1983年
「じゃあじゃあ」「びりびり」の擬音語は、赤ちゃんも覚えやすいとされていて、だから食いつきがいいのかもしれません。舐める・噛む・破る赤ちゃんなので、丈夫なボードブックなのも嬉しい。
値段は上がりますが、点字付きの絵本もあります。
長男3歳はこの絵本で初めて点字を認識してから、点字ブロックに「これ点字!」と気づくようになりました。
はじめてのかたち
3カ月の自分の子のために作られた絵本
14cm四方のカード型の絵本「リトル・アイ」シリーズの第1作目です。
色は白と黒のみ。(黒は赤ちゃんが一番最初に見やすい色と言われています。)
●▲■などの穴があいたカードが3つに折りたたまれていて、ひらくたびに意外な模様になっています。
ミリ単位の穴あき模様が繊細な日本ならではの絵本だなぁと実感します。
1990年
予想外
紙をめくる度、予想外の模様がでてきて楽しいです。小学生でも楽しんでいます~。
赤ちゃんも目をあちこち動かしらながら見入っています。
\シリーズにはこんなのもあります/
もこ もこもこ
何かよく分からないけどゲラゲラ笑ってます
「しーん」としたページからはじまり、次のページは地面が「もこ」っと膨らむ。
大きくなったり、できものができたり、はじけたり。
良く分からないけど、良くわかる、新感覚の絵本です。
- 出版 1977年
- 全国学校図書館協議会選定図書
絶賛の嵐も納得、ほんとめちゃくちゃ笑う
谷川俊太郎さんと元永定正さんという巨匠2人が子どものために作った作品。
いろんな本でも絶賛されています。面白いに決まってます…。
長男3歳も長女1歳も読むたび、ソファから落ちるほどゲラゲラ笑っていました。
そのゲラ笑いにこっちもつられて吹き出します。
0歳児向けの絵本を選ぶときのポイント
「リズムがある」「色や形がハッキリとしている」絵本が良いでしょう。
リズムがある
子どもは絵本を耳から聴きます。
そのため文のリズムや語呂は意外と大切です。
赤ちゃんにはリズムがあって覚えやすい擬音語もオススメ。
色や形がハッキリしている
赤ちゃんの視覚はまだ未完成。
黒→暖色系(赤とか)→寒色系(青とか)の順に見やすくなると言われています。
背景がたくさん描かれているものより、主人公や物の対象がハッキリと描かれているものがオススメです。
初めての絵本こそロングセラー絵本を選んでみて
絵本の勉強をした3児のママ、リエシカが厳選したロングセラー絵本を紹介しました。
赤ちゃんが初めて出会う絵本にこそ、長い間読まれ続けたロングセラー絵本はいかがですか。
子どもの成長はあっという間なので、明日からでも読み聞かせのラインナップに加えてみてくださいね。
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