参加型で人気の「絵探し絵本」「もの探し絵本」。
時間も稼げるし、子どもが静かにもなるので、外出にも大活躍しますよね。
読み聞かせする大人も真剣に探したり、一緒に楽しめます。
この記事では、子どもに読み継がれてきたロングセラーの絵探し絵本を集めました。
ロングセラー絵本を選ぶ良さはこちら。
・長い間読まれてきた魅力があるから、自分の子どもも夢中にりやすい
・整った長文や豊かな言葉が多いので、語彙力や読解力がグンと身につく
・絵本選びの失敗が減り、お金と時間の節約になる
絵本の勉強をした3児の母が、実際に子どもに読んで遊んだ中から「これだけは読んであげたい!」と思う絵本を紹介します。
子どものリアクションや、読み聞かせする大人が楽しめるように裏話なども書いています。
リエシカ
- 未就学児3人のママ
- 保育士資格あり
- 育児本300冊&絵本の関連本50冊読破
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ロングセラーの絵探し絵本9選
実際に読み聞かせた中から、子どもがとても楽しんだ絵本だけを紹介します。
年齢順にまとめました。
読み聞かせする大人も楽しめるように、裏話なども書きました。
うずらちゃんのかくれんぼ
対象目安2歳~
かくれんぼ絵本ですが、ストーリーもしっかり楽しめる秀逸な一冊。
表情も動きもくるくる変わる2人が可愛い。
長男1歳時、なかなか見つけられず。「きんぎょがにげた」より難しいみたいです
本文以外も見て欲しい!
・扉(本の1ページ目)で親子でお出かけ
・次のページは、ごはん中の親たちと、うずらちゃんとひよこちゃんが遊びに行く
・背表紙を見ると、親たちが子どもをおんぶしている
かくれんぼをする、うずらちゃんとひよこちゃんを探す絵本。楽しくかくれんぼしていたら雨に打たれ、泣いていると-。(出版 1994年)
たべたのだあれ
対象目安2歳~
絶妙な隠れ方が、ほんと上手くて可愛い。子どもがキャッキャ言いながら探してます。
五味さん独特の色彩がオシャレで、大人も楽しい一冊。
本の見返しの部分にも面白い動物が描かれています。表紙の見返しと、背表紙の見返しと両方チェックしてみてください。
【あらすじ】動物が食べたもの……見つけられるかな?
【絵本情報】作:五味 太郎 (文化出版)出版 1977年
とこちゃんは どこ
対象目安3歳~
『からすのパンやさん』などで有名な加古里子さんの絵探し絵本。
優しくほのぼのとした絵で、子どもも大好き。
加古里子さんの『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)の2人もひっそり隠れています。
デパートの場面。「作者の松岡さんは短い文を書いただけですが、加古さんがあの大作を描いてきたので驚いたそうです。
すぐにどっかに行ってしまう、赤い帽子のとこちゃん。お母さんやお父さんと出かけると・・・。 1970年
もりのかくれんぼう
対象目安3歳~
森で動物とかくれんぼをするのですが、上手く隠れていて難しい。
4歳長男は2匹見つけました。
でもストーリーも楽しくて、長男も2歳長女も何回も読んでと持ってきた絵本です。
『こんとあき』『はじめてのおつかい』を描く林明子さん動物があいらしくて、目に楽しい一冊。
表紙にも「かくれんぼう」が隠れています、分かりますか?
背表紙も探し絵ができるので、楽しいです。
【あらすじ】お兄ちゃんの後を追いかけたケイコは森に迷い込み……。
【絵本情報】作: 末吉 暁子 / 絵:林 明子(偕成社)出版 1978年
バムとケロのにちようび
対象目安4歳~
長男4歳もだ~い好きなバムケロシリーズ。
キャラクターの可愛さはもちろん、ストーリーも予想外で面白い。
家や雑貨や隠れキャラがどれも細かく描かれていて、ページをめくるたびに「バムのコップ!」「もぐらいた!」とまるで探し絵絵本をしてるようです。
雨の日曜日ですが、バムとケロがお家で過ごすと・・・・・・。
絵本情報▷作: 島田ゆか(文溪堂)初版1994
はじめてのおつかい
対象目安3歳~
子どもの気持ちを心底理解して描かれたいて、新しい学年になる4月に読んであげたい人気絵本。
実は探しもの絵本級にいろいろ隠れています。
- 家出ネコ
3回も登場する緑の掲示板。そこにネコを「さがしています」の貼り紙が。 - カゴから逃げた鳥
8、9ページの友達に会う場面。左手前の家に窓には、空の鳥かごを持った人がいます。 - 絵の教室
掲示板に「えのきょうしつ」の貼り紙。8、9ページには絵を描いてる人がいる家があります。先生の名前は「はやし あきこ」。 - 音楽の教室
掲示板に「おんがくきょうしつ」の貼り紙。8,9ページに楽器を弾いている人は男性と女の子の2人います。貼り紙をよーく見ると「しんご」と先生の名前があります。
【探しものの答え】全て8,9ページの友達のともちゃんに合う場面に描かれています。
①迷いネコ
左ページ上部の塀の上を歩いています
②カゴから逃げたトリ
右ページ左上の電線に黄色のインコが留まっています。
(左ページの左上に白いトリが留まっているんですが、これもかなぁ。
皆さんはどう思いますか?)
③絵の教室
左ページの右上
部屋でキャンバスに絵を描いている人がいます。
貼り紙に書かれた先生の名前は「はやしあきこ」。
「はじめてのおつかい」の絵を描いた人です。
④音楽教室左ページ上部真ん中
部屋でギターを弾いている男の人がいます。
右ページにもピアノを弾いている女の子がいますが、貼り紙の先生の名前は「しんご」とあるので、男性かなと思います。
お店にひっそりと登場する黒ネコは、初め絵と文章の両方に書かれていました。でもみぃちゃんの気持ちに焦点をあてるために、文章は省きました。
作者の筒井さんが子どもの時に飼ったネコがどれも黒ネコだったそうです。
ママに頼まれて牛乳を買いに出かけみいちゃんですが……。筒井 頼子 作 / 林 明子 絵(福音館書店)出版 1977年
一冊は持っておいて損はなし
参加型で人気の「絵探し絵本」「もの探し絵本」を紹介しました。
我が家では、こんなときにも大活躍します↓
- 時間も稼げるし、静かにもなるので、外出の待ち時間があるとき
- 子どもだけで遊んでくれることもあるので、長い読み聞かせに疲れたとき
隠れている場所が分かっているのに、子どもが何回も探したがる名作絵本たちです。
一冊は持っておいて損はありません。
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