- 子どもの成長する話が読みたい
- じっくり読み聞かせたい
子どもにはいい絵本を読んであげたいですよね。
数多くの絵本が出版されますが、何年も残る絵本はほんのわずか。
筒井頼子さんの作品はずっと読み継がれているロングセラー絵本です。
子どもたちに愛される魅力のつまった絵本で、親子で楽しい絵本時間を過ごしませんか。
この記事では筒井頼子さんの経歴や、絵本作品の一覧、感想を紹介します。
リエシカ
- 未就学児3人のママ
- 保育士資格あり
- 育児本300冊&絵本の関連本50冊読破
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筒井頼子のプロフィール
日本の作家
略歴
1945年東京生まれ。
埼玉県立浦和西高校卒業。
主な作品
「はじめてのおつかい」「あさえとちいさいいもうと」「いもうとのにゅういん」
筒井頼子作品の魅力
筒井さんの絵本は「子どもの気持ちがものすごく伝わってくる」のが魅力です。
『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』『とんことり』など、子どもの焦ったり戸惑ったり気恥ずかしい気持ちが、ひしひしと伝わってきます。
筒井頼子さんの代表作『はじめてのおつかい』は、251万部(ミリオンブック参照(2024.3.19))も出版されています。
多くの子どもたちに支持されている証拠です。
子どもも自分の気持ちを代弁してくれるからか、筒井頼子さんの絵本はじぃーっと真剣に聴いていることが多いです。
筒井頼子の絵本5選
はじめてのおつかい
対象目安:3,4,5,6歳
【絵本情報】(作)筒井頼子 (絵)林 明子 (出版社)福音館書店 (初版)1977年
一度は体験するあの気持ち
ママに頼まれて1人で牛乳を買いに行くみいちゃんですが、いろいろな困難に出会います。
作者の筒井さんの子どもの時の気持ちや、娘さんの体験がもとになったストーリー。
お店についた時のみいちゃんの気持ちは、誰でも一度は体験しているんじゃないでしょうか。
だから子どもにも圧倒的な支持を得ている作品なのかも。
4歳長男も2歳長女もほんとうに大好きな一冊です。
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探しもの絵本級にいろいろ隠れています。
- 家出ネコ
3回も登場する緑の掲示板。そこにネコを「さがしています」の貼り紙が。 - カゴから逃げた鳥
8、9ページの友達に会う場面。左手前の家に窓には、空の鳥かごを持った人がいます。 - 絵の教室
掲示板に「えのきょうしつ」の貼り紙。8、9ページには絵を描いてる人がいる家があります。先生の名前に注目。 - 音楽の教室
掲示板に「おんがくきょうしつ」の貼り紙。8,9ページに楽器を弾いている人は2人いますが、貼り紙をよく見ると先生の名前があります。
【探しものの答え】
全て8,9ページの友達のともちゃんに合う場面。
①迷いネコ
左ページ上部の塀の上を歩いています
②カゴから逃げたトリ
右ページ左上の電線に黄色のインコが留まっています。
(左ページの左上に白いトリが留まっているんですが、これもかなぁ。皆さんはどう思いますか?)
③絵の教室
左ページの右上
部屋でキャンバスに絵を描いている人がいます。貼り紙に書かれた先生の名前は「はやしあきこ」。(この教室に通いたい)
④音楽教室左ページ上部真ん中
部屋でギターを弾いている男の人がいます。
貼り紙の先生の名前は「しんご」とあるので、男性だと思います。
おいていかないで
対象目安:2,3,4,5歳
【絵本情報】(作)筒井 頼子 (絵)林 明子 (出版社)福音館書店 (初版)1988年
あやこはお兄ちゃんと一緒にお出かけしたいのに、お兄ちゃんは一人で出ていこうとします……。
短い絵本ですが、子どもの気持ちがグッ伝わる絵本。
大きくなった子にはお兄ちゃんの気持ちで読めるかも。
本入れに描かれいる黄色い鳥がディック・ブルーナが描いたように見えるのは気のせい?
兄弟の読んでいる本が『おだんごぱん』『くまのパディントン』。どちらも名作です。
あさえとちいさいいもうと
対象目安:3,4,5,6歳
【絵本情報】(作)筒井 頼子 (絵)林 明子 (出版社)福音館書店 (初版)1982年
あさえは妹のあやちゃんと家の前で遊びますが、少し目を離したすきに妹はどこかへ行っていまいます。
林明子さんの絵もあいまって、あさえのドキドキが痛いくらいに伝わってきます。
表紙は本文中の靴を履かせてあげるシーン。心温まる背表紙もじっくり見せて読みたいです。
『はじめてのおつかい』に登場するみいちゃん、トラネコ、たばこのおじさん、お店のおばさん、パンを買いにきたおばさんもひっそり描かれています。
近所なのかなと、想像が膨らみます。
とんことり
対象目安:3,4,5,6歳
【絵本情報】作:筒井 頼子 (絵)林 明子 (出版社)福音館書店 (初版)1989年
かなえは引っ越してきたばかり。まだ知り合いがいないのに、お花と一緒に手紙が届きます。
友達を作りたい女の子たちの、なんともかわいいお話。
新しい生活が始まる春に読みたい一冊です。
この絵本は細かい絵の仕掛けも楽しい一冊。
- 手紙と一緒にもらったすみれ、たんぽぽは、友達と遊びにいく道に咲いています。
この道でお花を摘んだのかなぁと想像してしまいます。 - 友達の女の子が、引っ越してきたページ、買い物のページ、幼稚園のページにもひっそりと隠れています。
- 引っ越しダンボールに入っている赤いボールや赤いカバンも、お話の中で登場。
- お買い物に行くシーンには、お店の看板に仕掛けが。
・「朝絵」は『あさえとちいさいもうと』、「彩子」は『おいていかないで』の女の子と同じ名前で
・『はじめてのつかい』タバコおじさんのひっそり登場 - おもちゃの中に他の絵本にも登場する「青い帽子のマトリョーシカ」があります。
ながれぼしをひろいに
対象目安:3,4,5,6歳
【絵本情報】(作) 筒井 頼子 (絵)片山 健 (出版社)福音館書店 (初版)1999年
クリスマス・イブの晩みふでは、流れ星をサンタさんへのプレゼントにしようと、すいどう山に出かけます。
雪だるまや風が話しかけてきたり、イジワルなからすと対峙したり、小さな小も楽しめる冒険ファンタジー。
意外な結末も面白いです。クリスマスにぜひ読みたい一冊。
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筒井頼子さんの絵本は、子どもが没入する魅力があるロングセラー絵本ばかりです。
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