「ウサギが出てくる絵本を読んであげたい!」
山のようにある絵本の中から、どの絵本を選べばいいのでしょうか。
オススメするのが20年以上、長いときは100年以上、読み継がれてきたロングセラー絵本。
ロングセラー絵本を選ぶ良さはこちら。
・長い間読まれてきた魅力があるから、自分の子どもも夢中にりやすい
・整った長文や豊かな言葉が多いので、語彙力や読解力がグンと身につく
・絵本選びの失敗が減り、お金と時間の節約になる
この記事では絵本の勉強をした3児の母が、実際に読み聞かせた中から「これだけは読んであげたい!」と思う絵本を紹介します。
子どものリアクションや、読み聞かせする大人が楽しめるように裏話なども書いています。
リエシカ
- 未就学児3人のママ
- 保育士資格あり
- 育児本300冊&絵本の関連本50冊読破
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うさぎのロングセラー絵本7選
絵本と子どもの勉強をした3児の母が、実際に読み聞かせをして、子どもが好きになった本から「これだけは読んであげたい!」と思うのを真剣に選び抜きました。
ちいさな うさこちゃん
対象目安0歳~
絵も配色もストーリーも文も全て洗練された完璧な絵本!
太い線や配色が赤ちゃんにも見やすいうえに、内容は5歳ころまで楽しめます。
「おおきなにわの まんなかに」と心地いい75調も、赤ちゃんの読み聞かせにぴったり。
絵の黒線は筆で描かれています。定規やコンパスは使わず、1ページに100枚以上やり直しをしたことも。
石井桃子さんがオランダ婦人が読む原本を聴き、リズムや雰囲気まで日本語に落とし込んだという徹底ぶり。
世界中で愛されている”ミッフィー”の絵本シリーズの第1作目。
絵本情報▷作:ディック・ブルーナ/ 訳:石井桃子(福音館書店)出版 オランダ1963年 日本1964年
おやすみなさいおつきさま
対象目安1歳~
主人公はおやすみ前の子ウサギ。
優しい語りかけとキレイな絵で、子どもとゆったり時間を過ごせます。
しかけも多く、何度読んでも楽しいおやすみ絵本。
仕掛けの宝庫。ぜひここ見ながら読み直して欲しい
- 時計の針が動いていて、何時のできごとなのか分かる
- 本棚の上にある緑の本「RUNNAWAY BUNNY」は作者の違う絵本のタイトル
- ベッド横の机に置かれた緑の本「GOODNIGHT MOON]はこの絵本の原書のタイトル
- 「3匹のクマがイスにこしかけてる絵」の中に描かれた絵は「めうしがおつきさまをとびこすえ」
- 壁に掛けられた2つの絵の由来は
「月を跳び越す牛」はマザーグース「Hey,diddle,diddle」の歌詞
「3匹のクマがイスにこしかけてる絵」は昔話の「3びきのくま」
子うさぎがお部屋の中の時計や電話に「おやすみ」を告げる絵本。
絵本情報▷作:マーガレット・ワイズ・ブラウン/ 絵:クレメント・ハード / 訳:せた ていじ(評論社)出版 アメリカ1947年 日本1979年
英語版は「house(家)」と「mouse(ねずみ)」と韻を踏んでいて、もっと楽しい。簡単な単語なので、英語版もぜひ。
ぼくにげちゃうよ
対象目安3歳~
どこかへ行きたいウサギの子と、それを受け止めるお母さんウサギの会話で進む話。
お母さんウサギの返しが優しくて、聴いてる子どもは嬉しくなるはず。
絵だけのページがノスタルジックで、ファンタジー好きな人にはぜひ見て欲しい。
原本のタイトルは「RUNNAWAY BUNNY」。同作家/画家の『おやすみなさいおつきさま』に登場します。
絵本情報▷作:マーガレット・ワイズ・ブラウン /絵:クレメント・ハード/訳:岩田みみ(ほるぷ出版)出版 1976年
だるまちゃんとうさぎちゃん
子どもに大人気のだるまちゃんシリーズ。
新聞紙や紙ナプキンで作るウサギは全て作り方が描いてあり、読んでも遊んでも楽しい絵本。
さっそく「うさぎのてぶくろにんぎょう作って」とせがまれました。
だるまちゃんのリンゴが転がり、うさぎちゃんたちが拾ってくれました。だるまちゃんはうさぎちゃんたちと一緒に雪ウサギを作ったり、手袋やナプキンやりんごでウサギを作ります。
絵本情報▷作:加古里子(福音館書店)出版 1977年
しろいうさぎとくろいうさぎ
対象目安4歳~
予想外にも「目をまんまる」にしたうさぎに大爆笑の絵本でした。
純粋なうさぎの気持ちに、思わずニコっとする結末も文句なし。
「このストーリーがしっかり分かるようになるのかなぁ、それも少し寂しいなぁ」と思いながら読んでいます。
配色に注目してみてください。全体的に暗めの色なので、明るいたんぽぽや月が映えているのがキレイ。
いつも一緒に遊ぶ白いうさぎと黒いうさぎですが、黒いうさぎは悲しそうな顔をして……。
絵本情報▷作: ガース・ウィリアムズ / 訳: まつおか きょうこ(福音館書店)出版 1965年
読むほどメリットも大きくなる
子どもが没入する魅力があり、勉強の土台も育てる厳選ロングセラー絵本を紹介しました。
ただし語彙力や読解力は、何回も読み聞かせするからこそ身につくもの。
子どもの成長はあっという間なので、明日からでも読み聞かせのラインナップに加えてみてくださいね。
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